今回のPhilosophy Questの旅先は、鎌倉でした。
鎌倉は、日本の歴史上大きな転換点の舞台となった古都。鎌倉といえば、都心から近い海水浴場、鶴岡八幡宮や長谷寺をはじめとする多数の寺社仏閣、食べ歩きの人で賑わう小町通り。まさに日本を代表する観光地です。
今回は哲学研究者として第一線で活躍される堀越 耀介氏をナビゲーターに招き、哲学ウォークと哲学対話を体験しました。参加されたみなさまは、新しい視点で鎌倉を再発見しました。
ナビゲーター 堀越 耀介氏(東京大学 特任研究員)
堀越 耀介(Dr. Yosuke Horikoshi) 東京大学 特任研究員 (共生のための国際哲学研究センター上廣共生哲学講座)。上智大学、明治大学、立教大学、横浜国立大学非常勤講師。主研究領域は哲学対話。教育機関および企業(Honda、 SBI新生銀行、三井不動産、NECソリューションイノベータ、電通、日経新聞など)における哲学研修・哲学コンサルティングも行っている。
当日は素晴しい天気に恵まれました
哲学者の名言を渡され、哲学ウォークがスタート
鎌倉の山を、思索しながら練り歩きます。哲学者の名言にピンときた場所で発表
哲学対話では、まず問いを出すところから始まります
どれも答えが一つに決まらない問い。頭がヘトヘトになるまで、みな考え抜きました
10:30-12:00 哲学ウォーク(*)
(*) 哲学ウォーク 当日の朝、ご自身が心惹かれた哲学者の名言を心に留めながら、自然の中を散策します。 木々の香り、土の感触、鳥の声、空の色・・五感を最大限活用し、じっくりと考えを深めることができます。
12:00-13:00 懇親会ランチ
13:00-17:00 哲学対話(*)
(*) 哲学対話 哲学対話は、哲学的な問題やテーマに対して参加者が自由に意見を交換するプロセスです。対話を通じて深い理解や新しい視点を得ること、自己の考えや信念を探究すること、そして他者との共感や理解を深めることができます。
17:30 懇親会ディナー
実際に哲学者の方がいて、自分の考えと近い哲学者をメモのような形で教えてくれるところ。どういう人がどういう考えになったのかを後々調べることができるという点でも面白かった(10歳、中学生)
非常に知的に楽しい機会でした。新しい言葉とたくさん出会えました。ありがとうございました(40代男性、経営者)
非常に知的に楽しい機会でした。新しい言葉とたくさん出会えました。ありがとうございました。哲学ウォークは、能動的に眼に見えるものと関わっていこうという態度と、観察する・考える・話すという断続的な動きで、問いが深化・拡散することを体験できます。また、参加者皆で同じコンテキストを共有しているので、問いを深めやすいです。その後の哲学対話では、考える・話すを同時にできるような知的に安全な雰囲気で、「問う」という営み自体が楽しく、そして知的好奇心が満たされます(40代男性、経営者)
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